ひとり旅に行こう!
一人旅は自分をメンテナンスする時間
『ひとり旅はつまらなそう』と言う人がいます。
食わず嫌いなら残念ですが、確かに向いてない人もいるかもしれません。
でもひとりの時間が欲しいと思ったら、あるいは気持ちをリフレッシュさせたいと思ったら、ひとり旅はおすすめです!
ひとりで旅をすると自分の考えや感情が整理される感じがします。
よく失恋した時や、仕事のストレスでくじけそうな時に一人旅に出かける人がいて、マイナスな言い方をすると現実逃避と思われがちですが、実は自分の感情をメンテナンスする時間になっているわけです。
さらにひとり旅ならグルメや温泉を自分の思い通りに楽しめるだけでなく、移動時間や宿での時間、いつもと違う場所でいろいろ考えたり、偶然出会った人と会話したりして、日常生活では決してないような発想が生まれたりします。
確かに最初は不安や恥じらいがあるかもしれませんが、一度やってしまえば「意外と退屈なんて感じないな」とか「自分が思うほど他人は自分のことを気にしてないな」ということに気が付いて、どんどん楽しくなっていくはずです!
なので、家族がいる人も一人暮らしの人も、ぜひひとり旅に挑戦してみて欲しいと思います。
この記事は全部読まなくて大丈夫です
この記事では、ひとり旅を楽しむために役立ちそうな【5つのポイント】を解説しています。
5つのポイント
①:【目的地】を決める
②:【テーマ】を決める
③:【スタイル】を決める
④:【特集ページ】を見る
⑤:不安を解消する
ポイントは5つありますが、ひとり旅をするために全部知っている必要はありません。
気になる項目だけ、上の目次から選んで読んでみてください!
ちなみに書かれている情報のほとんどは、2021年10月現在の情報です。
最新の情報は、記事の中にある旅行会社のリンクから直接確かめてもらえればと思います。
ポイント①:旅の【目的地】を決めてひとり旅に出る
「どこへ行ったらよいかわからない」という方のために
ひとり旅をした人に聞いてみると、「テレビで見て京都に行きたくなった」とか、「友人が北海道に行って楽しかったらしい」みたいに、どこか目的地が決まってから旅行の計画を立てる場合が多いです。
だから、「人気の観光地ベスト10」なんて本当はどうでもよくて、自分が行きたいと思ったところに行けばよいのです。
でも意外と多いのは、ひとり旅したいけど「どこへ行ったらよいかわからない」という方たちです。
そんな方たちのために、ひとり旅経験者200名にアンケートを取って、リピートしたいくらい良かった場所を教えてもらいました。
普通のよくある人気観光地ベスト10とは少し違ったので、ご紹介したいと思います。
ひとり旅経験者に聞いた!【もう一度行きたい国内の都市ベスト10】
《第1位》北海道 27票
経験者の声
40代男性 A.Oさん 神奈川県
「広大な麦畑の景色と美味しい食事が忘れられない」
30代男性 モモさん 愛知県
「知床へ行きましたが雄大な自然と夜の星空は感動的でした」

《第2位》京都 26票
経験者の声
60代女性 旅好き乙女さん 三重県
「紅葉に見せられながら歩く神社の美しさと歴史は一人旅で味わいたいです。」
20代男性 K.Yさん 千葉県
「神社仏閣巡りを楽しみましたが、時期が合わず祇園祭を堪能していないのでまた行きたいです。」

《第3位》沖縄 16票
経験者の声
20代男性 keiさん 東京都
「ひとりで行くことで「異界感」を楽しめるから」
30代男性 Sawamuraさん 熊本県
「観光地もたくさんあるメジャーな県ですが、人が温かいのも魅力的です。」

《第4位》福岡 12票
経験者の声
40代男性 アカトンボさん 神奈川県
「迫力のある祇園山笠と、中洲の夜の楽しさをまた味わいたい」
40代男性 山田ランプさん 京都府
「博多にしかないもつ鍋屋さんにまた食べに行きたいです。」

《第5位》金沢 11票
経験者の声
40代女性 めいぽーさん 愛知県
「武家屋敷、兼六園などの施設が素晴らしく、癒されました。」
30代女性 sawaさん 大阪府
「日本海の新鮮な魚、コリコリの刺身をまた食べたいです。」

《第6位~第10位》には草津温泉や箱根がランクイン
(写真は草津温泉です)
第6位は神戸と草津温泉(どちらも10票)
温泉地がかなり上位に入ってきました。
やはりひとり旅に癒しやリフレッシュを求める人が多くて、草津温泉以外にも温泉地の名前を書いた人が多くいました。
(写真は箱根の芦ノ湖です)
第8位は東京と箱根(どちらも9票)
東京は一般的なランキングならもっと上位だと思いますが、ひとり旅だとそこまででした。
もしかしたら、旅って思ってなくて東京に遊びに来ているのかもしれませんね。
箱根は首都圏に住んでいる人からすると、ほんとに身近なリフレッシュスポットですよね。納得の結果です。
第10位は大阪(8票)
グルメが目的で行きたいという方が多くいました。
でもそれ以外にも、大阪城などゆっくり散策するのがおもしろそうな場所もいろいろあるんですよね。

もっと詳しい情報や体験談を知りたいなら「ソロタビ」
ひとり旅に人気の観光地を10か所だけ紹介しましたが、ランキングに入らなくても、ひとり旅をすればかなりおもしろい土地はたくさんあります。
このサイト(ソロタビ)では国内だけで100か所以上(予定)について、ひとり旅に役立つ情報を発信しているので、お時間がある時に見てもらえると嬉しいです!
目的地が決まれば、あとは【旅のスタイル】を決めるだけです。
事前に飛行機や電車のチケットを予約して、ホテルを予約してというのが普通だと思うかもしれませんが、旅のスタイルによってはもっと費用を浮かしたり、時間を節約することができる可能性があります。
というわけで次は、「ポイント③:【旅のスタイル】で旅は全然違うものになる」です。
ポイント②:旅の【テーマ】を決めてひとり旅に出る
行き先(目的地)にそこまでこだわりはないけど、「〇〇をやりたい」という目的、つまり【旅行のテーマ】が決まっていれば、旅行はかなり楽しくなります。
でも、やりたいことはあっても、ひとりでやるのは恥ずかしいとか、難しすぎると思う場合があるかもしれません。
そんな時、旅行会社が出しているテーマごとの旅行特集を見ると、「ひとり旅でもこんなことができるのか!」と思えそうです。
今回は、ひとり旅に力を入れている旅行会社の特集テーマから、魅力的なテーマを10個選び出してみました。
このテーマの中に面白そうなものがあれば、一度試してみても良いかもしれませんね。
温泉一人旅
出典元:日本旅行
日本旅行の温泉ひとり旅特集ページの情報はかなり充実しています。
特にすごいのが、「貸切風呂がある宿」や「部屋に露天風呂付き」など、おひとり様が1人の時間を満喫できるようなサービスを特集しているところ。
ついでに人気の温泉地ランキングもあって、もしその温泉地に行きたければ、ひとり旅用のJRと宿泊がセットになたプランがすぐに選ぶこともできます。
趣味を楽しむ一人旅
出典元:クラブツーリズム
クラブツーリズムのテーマ旅行の特集ページはどれもおひとり様参加大歓迎なのでひとり旅にぴったりです。
例えば「趣味を楽しむ」の項目には、写真撮影、美食探訪、絵画スケッチの旅、こだわりの花めぐりなどがあって、自分の趣味と合うものがあれば最高に楽しいでしょうし、同じ趣味の友達ができる可能性も高いでしょう。
ただし、クラブツーリズムの国内旅行全般に言えることですが、参加者のほとんどが50代以上です。
もちろんツアー内容によっては40代以下もいますし、特に海外旅行だと40代以下も2~3割いるのですが、国内の一人旅については年齢層が高めになることを想定した方が良さそうです。
非日常を味わう一人旅
出典元:H.I.S
H.I.S の一人旅特集ページはいろいろなおもしろいテーマの一人旅を紹介していて、「非日常でリフレッシュ!パワーチャージの旅」もその一つです。
ここで紹介されているのは、ハワイ、バリ島、ニューヨークですが、どれもパワーをもらえそうな場所ですよね。
でも本当に一人ですべての予約を手配するのは怖いかもしれません。
それならこういう旅行会社を頼ってみるのも安心ですね。
ちょっとリッチな一人旅
出典元:JTB
自分へのご褒美として旅行するという人も少なくありません。
でもどんな旅が自分へのご褒美になるのか、ありきたりな旅しか思いつかないかもしれませんよね。
それならJTBの国内一人旅特集ページにある「ちょっとリッチにご褒美旅」を一度見てみてはいかがでしょうか?
自分でホテルや電車を別々に予約するよりも、いろいろな楽しみ方が提案されているし、パックで予約してしまう方が安いし、さらに旅行会社を通しての予約なので旅行中の安心感も大きいです。
もし時間があったら、比較してみても良いかもしれませんね。
女子一人旅
出典元:日本旅行
実は女子一人旅を紹介している旅行会社は他にもあります、例えば、H.I.S にも特集はありますが、率直に言って日本旅行の方がかなりわかりやすいです(日本旅行の女子ひとり旅特集ページ)。
この特集ページは本当にかなりおススメで、特に「たびーら読者 女子旅経験者1000名に聞きました! ずばり女子旅の魅力は!?」というアンケートや、「ひとり旅経験豊富な旅ライターが教える 女性の"ひとり旅"を計画するポイント」と言ったコラムが参考になりまくりです。
女子一人旅をしたいなら絶対に見てくださいね!
大自然の一人旅
出典元:JTB
自然を満喫したいなら、北海道とか沖縄とか、だいたい場所を決めてその中から探していくのも手ですが、「自分はどんな大自然を味わいたいのか?」そこをじっくり考えたいなら、JTBの国内一人旅特集ページにある「自然を楽しむアクティブ旅」を一度見てからでもいいんじゃないかと思います。
このテーマではクラブツーリズムも「大自然に心揺さぶられる旅」という特集をしていて魅力的ですが、先ほど書いた通り、参加者平均年齢が高めなので、JTBの方をちょっとオススメしたいと思います。
50代以降の方ならクラブツーリズムのテーマ旅行の特集ページもおすすめです。
スポーツをする一人旅
出典元:クラブツーリズム
スポーツができるひとり旅の特集記事は調べた限りでは1社しかありませんでした。クラブツーリズムのテーマ旅行の特集ページです。
取り上げられているのは、サイクリング、釣り、マラソン、スキー・スノボです。
釣りとかスノボとかやって見たかったけど、一緒にやってくれる友達がいなかったというような方にはとてもよさそうなプランですね。
もしかしたらスポーツをしたいと思う参加者の年齢は少し若めかもしれませんが、あんまり期待しない方が良いと思います。
やはりこちらも基本的には50代以降の方が気を遣わずに参加できそうな気がします。
男一人旅
出典元:日本旅行
男の一人旅というテーマで、H.I.Sや近畿日本ツーリストも特集を組んでいますが、情報の充実度や見やすさは日本旅行の男一人旅特集ページが頭一つ抜けています。
男性が好きな、絶景スポット、世界遺産巡り、そして温泉などを特に取り上げていて、ひとり旅をしたいと思っている男性はまさにツボのような旅行プランを見つけられるかもしれません。
世界遺産の一人旅
出典元:H.I.S
H.I.S の一人旅特集ページには「世界遺産に感動する旅」というコラムがあります。
ここではスペイン、イタリア、カンボジアが取り上げられています。
例えばカンボジアに個人でチケットを手配していくのはなかなか勇気がいりますよね。
そういう場合は、最低でもチケットの手配を任せてしまうパッケージツアー、もっと安心したいなら添乗員同行のツアーなんかを選んでも面白そうですよね。
芸術の一人旅
出典元:クラブツーリズム
「芸術を楽しむ」というテーマの旅を特集しているのもクラブツーリズムのテーマ旅行の特集ページだけでした。
中には、美術館・博物館めぐり、大塚国際美術館ツアー、足立美術館ツアー、音楽・芸術官署のツアーなどがあって、どれも面白そうです。
クラブツーリズムなので参加者の年齢は高いと思いますが、美術館や芸術鑑賞は基本的に一人でするものなので、ちょっと年齢が若くても参加できそうな気もします。
ーーー
というわけで、旅行会社各社のテーマのある旅を10種類ご紹介しました。
どれか面白そうな旅があったら、ホームページでもう少し調べてみるのはいかがでうか?
旅行のテーマが決まったら、次に【旅のスタイル】を決めると良いと思います。
パッケージツアーが一番おススメですが、もしかしたらあなたの場合は個人手配旅行、あるいは添乗員同行ツアーの方が向いているかもしれません。
それでは次に「ポイント③:【旅のスタイル】で旅は全然違うものになる」についてお話しいたします。
ポイント③:旅の【スタイル】によって「一人感」は全然違う
一人旅に決まりなんてないので、旅のスタイルだって自分の好きなようにすればいいだけです!
ほとんどの人はネットで調べて、目的地や費用がOKの旅行プランがあれば、それを申し込んでいる感じだと思います。
でも特に旅行初心者の方の場合、旅行にいくつかのスタイルがあることは知らないかもしれません。
大きく分けるとひとり旅のスタイルは4つあります。
旅のスタイル
・個人手配旅行(交通手段とホテルなどをそれぞれ自分で予約)
・フリーパッケージツアー(予約を一括管理してくれるなどのサポート付き)
・フルパッケージツアー(添乗員が同行するツアー)
・計画・予約なしの旅(近場の日帰り中心)
どのスタイルの旅行もそれぞれいいところがあります。
例えば、旅行と言えば「個人手配旅行」のことだと思っていた人は「旅行は面倒くさい」と思っていたかもしれません。
でもフリーパッケージツアーを知ったら、ホテルや航空券の手配や、旅行中の様々なトラブルにもサポートしてもらえるので、旅行に行きたくなるかもしれません。
あるいはおひとり様でも「フルパッケージツアー」にすれば、添乗員さんに加えて他のおひとり様もいるので、「一人感」が薄く楽しめるかもしれません。
なので、あなたにピッタリなひとり旅のスタイルを見つけてもらうために、簡単なYES/NO判定を作って見ました。
良かったらちょっとやって見てください!
《簡単一人旅スタイル判定》
- スタイル判定
- 一人旅は初めてですか?

実は、最終判定の中には「あなたはひとり旅には向いていないと思います」というのもあります(笑)。
もちろんみんなに一人旅をやって欲しいですが、どうしても不安でしょうがないという方に無理させることはできないので…

これから、それぞれの旅行スタイルについて簡単に説明いたします。
最大5つ星(★★★★★)で旅の準備や旅の途中はどんな感じか、費用はどうかを判定しています。
暇さえあったら一人旅をしていたソロタビストの私がおススメの方法もご紹介したいと思います。
個人手配旅行
ポイント
旅の準備: ★★★ 一つ一つ予約が必要でちょっと面倒くさい
旅の途中:★★★★ うまく予約が取れてるかなど不安がある
費用:★★★★★ 最安値で旅行できる場合がある
おススメの年齢:20-40代
おススメの方法:旅行サイトで「旅館・ホテルを探す」+格安航空券サイトで「航空券を探す」
旅の準備は、飛行機、ホテル、アクティビティなどそれぞれを自分で検索して予約する必要があるので骨が折れます。
でも時間をかけて調べるのが好きなタイプの人なら、全然大丈夫ですよね

個人手配旅行の場合は、飛行機が遅延したらどうしよう、ホテルが取れてなかったらどうしようなど、一抹の不安があります。
でも格安のホテルと、格安のチケットの予約が取れたら超ラッキーで、最安値で旅行できる場合があります。

というわけで、個人手配旅行は良いチケットを購入する根性と、旅行中多少のドキドキがあるので若い人におススメです。

おすすめの方法は、上にも書いた通り、選択肢の多い大手の旅行サイトでホテルだけ予約、そして格安航空券サイトで航空券を予約する方法です。
近畿日本ツーリストの国内ひとり旅特集ページは、一人旅歓迎のホテルを多数紹介しているのでおすすめです。
格安航空券モールは、この分野では業界最大手なので間違いないかなと思います。
パッケージツアー
ポイント
旅の準備: ★★★★ ホテルや航空券、アクティビティなどまとめて予約・管理してくれるので楽ちん
旅の途中:★★★★★ 大手旅行会社経由で予約が取れているという安心感がある
費用:★★★★ ホテルや飛行機のグレードを選べる場合が多いので、結構安く抑えることも可能
おススメの年齢:20-60代
おススメの方法:旅行サイトで一括予約
旅行のスタイルに悩んだらパッケージツアーにしておけば安心です。
個人手配旅行と同じように、ひとりで旅行を楽しむことができますが、個人手配旅行に比べて予約の手間もあまりなく、旅行会社を通している安心感があります。

また旅行会社のツアー紹介を見ていると、自分が思いもつかなかった移動手段やホテル、アクティビティがあったことに気づくこともあり、旅の楽しさが増します。

というわけで、パッケージツアーは一番「ほとんどの人に向いている」と言えます。
おススメの方法は、1つの旅行会社を決めて一括で予約手配することです。とてもスッキリします。
記事の後半で紹介している旅行会社でもいいですが、個人的には日本旅行は、一人旅向けのツアー数が業界屈指なのでおすすめです。
添乗員同行ツアー
ポイント
旅の準備: ★★★★★ ツアーを選んで時点でほとんどすべて決まっているので超ラク。
旅の途中:★★★★★ なにせ日本語を話せる旅のプロが一緒にいるのだから超安心。
費用:★★★ 充実のサポートがついているのだからお値段は高め
おススメの年齢:50-80代
おススメの方法:旅行サイトで予約
観光地で旅行会社の旗を持って歩いている女性の後ろにゾロゾロと人がついて行っている、まさにあのイメージです。
次にどこへ行こう、どこで食べようと考えることはほぼなく、指定されたとおりに観光します。
ただし、自由行動時間が設定されている場合も多く、その時間だけはひとり行動を楽しめます。
友人同士や、年配の夫婦が申し込んでいるケースが多いみたいです。
30-40代で参加している人は少ないですが、いろいろ説明を聞きながら観光したいというタイプの方もいるでしょうし、割と若い人が多く参加しそうなツアープランもあります。
ひとり旅の需要が増えているので、ひとり参加可能だけでなく、「おひとり様限定」なんてものもあります。
阪急交通社やANAセールスもありますが、クラブツーリズムが添乗員同行ツアーがかなり充実しているように思います。一度サイトを見てみるのも良いかもしれません。
計画・予約なしの旅
これはもう説明するまでもないですね。
一人旅に行きたいと思ったら、ふらっと自家用車で電車などで旅に出るスタイルです。
まずは、ふらっと街を歩く、そんなひとり旅から始めるのがおススメです。

片道1~2時間くらいの旅がちょうど良さそうです。
日帰り温泉に入りに行ったり、テレビで取り上げられてた飲食店に行ってみるとか、何も予約を取ってるわけじゃないので自由に行動できます。
最近は都市部を中心にレンタサイクルもあるし、歩きの旅番組も流行っているし、そんな感じでもっと地元のひとり旅を楽しむのも良さそうです。
近場に飽きてきたら、パッケージツアーとかを使って少し遠方に行ってみるのはいかがでしょうか?
ーーー
というわけで、いくつか一人旅のスタイルをご紹介しましたが一人一人向いているスタイルは違うと思います。
もしひとり旅をしたいなら、一般的な旅行紹介ページではなく、「ひとり旅の特集ページ」で探すのが絶対におススメです。
特集ページではそれぞれ「一人でも」楽しめるスタイルが多数紹介されているからです。
次の部分から、その「ひとり旅の特集ページ」の魅力についてお話してきたいと思います!
ポイント④:旅行会社の【ひとり旅特集ページ】が必見である3つの理由
旅に出る前には入念に情報収集したいという方も、サクッとひとり旅に出たいという方もいると思いますが、旅行会社のひとり旅の特集ページを見たことはありますか?
これから【ひとり旅の特集ページ】が必見である3つの理由をご説明したいと思います。
ちなみに、旅行の予約をするにあたって、「じゃらん」や「楽天トラベル」のサイトを利用する人がとても多いです。
確かに「価格の安さ」や「口コミの充実」は他にないレベルなので、人気が高いのも良くわかります。
でもひとり旅について言えば、現状じゃらんや楽天トラベルで提供されている情報はわかりにくく、検索も便利とは言えないと思います。
そしてひとり旅の場合は、事前の情報収集や旅行中のサポートが欲しい場合も多いと思うので、安心感を得るために大手の旅行会社を利用するメリットはあるんじゃないかと思います。
特に海外ひとり旅や添乗員付きツアーに参加したい場合、あるいは国内でも信頼の高いホテルや旅館を選択したい場合、旅行会社を使うのが個人的にはおすすめです。
逆に、国内ひとり旅の場合や、自分で飛行機や宿など別々に手配したい場合、または海外でも一人でトラブル対応(フライトキャンセルなど)も大丈夫という自信がある場合には、じゃらんもおすすめです。
(このサイトでも国内のグルメ旅行や温泉旅行では「じゃらん」をおすすめしています)
ひとり旅特集ページなら圧倒的に心が傷つかない
普通に旅行情報を検索すると、二人旅や家族旅の情報が中心ですよね。
そういう旅の方がお客さんが多いので当然でしょう。
でもそういう一般的な情報で探していると、悲しい思いをすることもあります。
例えば、結構安いと思ったら実は2名1室の料金で、1名1室にしたら跳ね上がったとか、食事場所が家族連れやカップルでにぎわうバイキング会場だったとか、「やっぱひとり旅やめとこう」と思ってしまいそうです。
でも【ひとり旅の特集ページ】はほとんどの場合最初から1名1室の情報が書かれているし、食事も部屋食だったり個室食事処の情報がかかれている場合があります。
つまり簡単に言うと、ひとり旅したいならひとり旅の特集サイトを見る方が何倍もメンタルに優しいと思うのです。
ひとり旅特集ページは圧倒的に探しやすい
ほとんどの特殊サイトでは「ひとり旅向けの検索機能」がついています。
この検索を使えば、最初から1名1室の料金を表示したり、おひとり様歓迎の宿を紹介してくれたりするので、いちいち「1名」を選択して、おひとり様の旅行情報を検索する必要はないのです。
ポイント②でお話ししたようにテーマを決めて旅行する場合は、何かのアクティビティに参加することもあるかと思いますが、その時も「1名様だけだとちょっと…」みたいな気まずいことが起きないように、特集ページで紹介されている情報は配慮されています。
ひとり旅特集ページは圧倒的に情報が多い
ひとり旅特集ページを持つ旅行会社はどれも大手ばかりです。
大手ゆえに持っているホテル等の情報も多くて、当然おひとり様歓迎プランの情報も多いです。
ただ情報が多いゆえに心が揺れてなかなか決められないという問題はあるかもしれません。
そんな場合はちょっと小さめの、地域に特化した(沖縄旅行に強いなど)、または交通手段に特化した(フェリーの旅など)旅行会社の特集ページを見るのもおすすめです。
特に見て欲しい【ひとり旅特集ページ】のベスト3
大手旅行会社のホームページには「ひとり旅の特集ページ」や「ひとり旅向けの検索機能」がついている場合が多いですが、内容のわかりやすさや情報量にはだいぶ差があります。
というわけで旅行する前に是非見て欲しい旅行会社のホームページをご紹介したいと思います!
第1位 日本旅行
出典元:日本旅行
まずとにかく情報が整理されていてわかりやすいです。
そして、情報が濃いです。
他の会社だと「温泉ひとり旅」のようなテーマのボタンを押すと、その後はただの「ひとり旅向けの検索」画面だったりしますが、日本旅行のひとり旅特集ページの場合はそこからまた情報が深堀して説明されています。
出典元:日本旅行
また大手にしては直前割やセールが多いことに加え、ひとり旅の遊び方など情報が親切です。
見ているだけで楽しくなる特集ページなので、ソロタビストとしては一押しです!
第2位 近畿日本ツーリスト
出典元:近畿日本ツーリスト
近畿日本ツーリストの国内ひとり旅特集ページもとても見やすいです。
テーマ別の特集が日本旅行よりも少ない印象ですが、国内のおすすめ旅行先ランキングが充実している感じです。
出典元:近畿日本ツーリスト
FAQもあるので、予約する前にひとり旅の不安も減らせそうです。
第3位 JTB
出典元:JTB
JTBの国内一人旅特集ページはページの最初に「一人旅のポイント」が書いてあって、ひとり旅をする人の気持ちをよくわかっていると感じさせます。
出典元:JTB
ただしそこまで文章での情報量は多くないので、すぐに情報検索したい人にはいいかもしれませんが、いろいろ知識を入れておきたい人の場合ちょっと物足りないかもしれません。
オリジナリティの高いひとり旅特集をしている旅行会社
上記以外の旅行会社でも、個性的な一人旅を全面に出しているところがあります。
目的地や交通手段に特化しているなど、こだわりの旅をしたいなら、こんな情報も参考になるかと思います!
H.I.S 個性的なテーマが光る!
出典元:H.I.S
H.I.S の一人旅特集ページは国内一人旅と海外一人旅に分けているので、情報量もかなり多いです。
スポット別、テーマ別に情報がまとめられていて、はじめてのひとり旅を楽しめるように安心のサポートが説明されています。
クラブツーリズム テーマの幅広さはかなりスゴイ
出典元:クラブツーリズム
クラブツーリズムのテーマ旅行の特集ページを見れば、こんなアクティビティのある旅行におひとり様が参加できるのか!とびっくりすると思います。
登山などは一人で始めるのはハードルが高いので、若い人でも参加してみたい人はいると思いますが、ネックは参加者の平均年齢の高さ。
50代でも若いくらいなので、20-40代はちょっと躊躇するかもしれません。
トラベルロード 伊豆諸島にはかなり強い
出典元:トラベルロード
トラベルロードのひとり旅特集ページはかなり個性的で、伊豆諸島ひとり旅に特化しています。
郵船トラベル クルーズ旅行がしたいなら
出典元:郵船トラベル
郵船トラベルのひとり旅特集ページはクルーズ旅行専門です。
小田急トラベル 箱根に旅行したいなら
出典元:小田急トラベル
小田急トラベルのひとり旅特集ページは箱根や関東近場のおひとり様歓迎の宿を紹介しています。
ひとり旅特集ページを持っている旅行会社24社
ひとり旅特集ページを出している旅行会社24社をご紹介したいと思います。
すべての旅行会社を調べたわけではないので漏れはあると思いますが、参考にしてもらえればと思います!
日本旅行
近畿日本ツーリスト
JTB
H.I.S
クラブツーリズム
るるぶトラベル
びゅうトラベル
阪急交通社
ANAセールス
小田急トラベル
トラベルロード
郵船トラベル
JALパック
ゆこゆこ
オリオンツアー
JR東海ツアーズ
じゃらん
一休
名鉄観光
楽天トラベル
西鉄旅行
ビッグホリデー
旅工房
STW
ポイント⑤:ひとり旅の不安を【FAQ】で解消する
最後に、ひとり旅のいろいろな疑問にお答えしていきたいと思います。
どうぞ安心してひとり旅にお出かけください!
よくある質問
ひとり旅は楽しいんでしょうか?
普段から一人でいるのが苦痛なら、ひとり旅は向いていないかもしれないですね。
でも「一人の時間を楽しめる人」や「一人でもいいからどうしてもやりたいことがある人」はひとり旅を楽しめると思います。
誰かと一緒に旅行すると、その人の希望もあるので、本当に自分の思い通りには動けないものです。
でもひとり旅なら、本当に食べたいグルメを楽しむもよし、本当に入りたいだけ温泉に入るもよし、他の人には理解してもらえないようなマニアックなスポットやお店に行くのもすべて自由です。
こうした願いを実現できるのがひとり旅の醍醐味と言えます。
普段いろんな人に囲まれて忙しくしている人は、ひとり旅に出ることで自分の思考や感情を整理することもできます。
あるいはいつも同じような日常を繰り返している人は、旅先で出会うお店の人や旅人とおしゃべりして刺激を得ることもできます。
そんなひとり旅を繰り返しているうちに、自分の中に少し気持ちの余裕みたいなものが生まれるかもしれません。
初めての一人旅はどこがおすすめですか?
あなたがどんな旅をイメージしているかによって答えは全然違います。
この記事のポイント①には、「ひとり旅経験者がもう一度行きたい都市ベスト10」があるので参考にはなると思います。
北海道、京都、そして沖縄がひとり旅初心者には鉄板ですね。
家族旅行や友人との旅行と違って、ひとり旅したい人はリフレッシュを重視するのが良いのではないでしょうか?
それなら大自然を見に行く旅や、温泉地への旅が良さそうですね。
初めての一人旅なら、無理しないで普通電車に乗って、家から日帰りできる温泉地に行くのも良いと思います。
一人の食事に不安を感じるのですが?
どこで食べるかにもよりますが、こんな選択肢があると思いますよ。
●外食するなら
①ぐるなびの全国の一人でも入れるお店で事前に検索しておく
②座席数が多くて、座る場所を選べそうなフードコートを探しておく
●ホテルが提供する料理を食べるなら
③部屋食できるまたは個室食事処のあるホテルを選ぶ
●ホテルは素泊まりにして、食事は自分で買ってホテルで食べるなら
④テイクアウトができるお店を調べて予約しておき、ホテルの部屋で食べる
⑤地元のスーパーで地元感のあるお惣菜や地酒を買って、ホテルで宴会する。
※ただし④、⑤はホテルによっては禁止されているところもあるので要注意です。旅館はほぼダメですが、ビジネスホテルはOKのところが多いです。
でも旅館であれシティホテルであれ、部屋の中に電子レンジがあったり、建物の中にコンビニがあったりする場合は、事実上許されてるって理解できそうですよね。
最近は高級ホテルなんかでも、外のレストランのフードデリバリーOKのところもあるらしいので、事前にホテルに確認しておくのも良いかもしれません。

1名でも宿泊できるホテルや旅館はあまりないのでは?
たくさんあるのでご安心ください。
記事の中で紹介している旅行会社の「ひとり旅検索機能」を使って探せばすごい数が出てくると思います。
2名やそれ以上で泊まるよりは割高になりますが、ホテル側のことを考えればそれは仕方ないですね。
どんな持ち物があったらいいでしょうか?
ひとり旅だからと言って特別なものはないと思います。
強いて言えば、旅行中にスマホの充電が切れて連絡が取れない状態になると不便ですし、2人以上の旅行よりも不安になると思うので、モバイルバッテリーはあった方が良いと思います。
旅行中はいろいろ検索することもあるので、電池の減りには注意しましょう。
暇つぶしでスマホを見るようなことは極力しないで、せっかくなので知らない街や人を観察して楽しむのはいかがでしょうか?
旅行中に気を付けることはありますか?
①飛行機・電車・バスなどはだいぶ余裕を持って行動する
乗り遅れるとその後の対応が面倒くさい場合が多いです。余計にお金を取られる可能性も高いです。
これが海外だともっとつらいですし、ひとり旅だと絶望感がさらに強いです。
だから時間は厳守です。飛行機は2時間前、電車やバスも30分前には乗り場近くにいるようにしたいものです。
②常に気を抜かない
旅行中常に緊張していなさいという意味ではないのですが、残念ながら世の中には悪い人が多いので、十分に対策したほうが良いです。
海外では当然ですが、国内旅行でもレストランや乗り物の座席を離れる時は貴重品を置いて行かないように注意してください。旅の思い出が最悪になります。

また夜遅くは出歩かないことや、危険な匂いのする場所へは行かないようにすること、そして宿泊するホテルも安全と評判の地域にするのが無難です。
旅行中に万が一のことがあったら?
スマホをいつでも使えるようにしておいて、警察や緊急連絡先にすぐに連絡できるようにしておくのが大事です。
でもスマホや財布を盗まれたり紛失したりすることもあるので、かばんの中などに旅行会社やクレジットカード会社の電話番号などを書いておいた紙と、幾らかの現金を入れておくのがおススメです。
そして、なるべく他の人も通るような場所を旅行するようにすれば、トラブルに巻き込まれたり、万が一倒れたりしても発見されるので安心です。
またこれは必需品ではありませんが、旅行中にスマートウォッチ(Apple Watchのような)を身に着けておけば、緊急連絡ができたり、電子マネーが使えたり、自分のいる位置がわかったりするので、身の守りにはなるかなと思いました。
海外の一人旅ですが言葉が通じるでしょうか?
もしとても不安なら、添乗員同行のツアー旅行にするのがおススメです。
添乗員の方が可能な限り助けてくれます。
でも単独行動したいなら、少しは言葉(主に英語)ができる必要があります。
ハワイや台湾、韓国のような日本人観光客が相当多い土地の場合、空港や街中で使いそうなフレーズを何個かメモしておけば大丈夫だと思います。
むしろ、相手の方が日本語で話してくる場合もあるでしょう。
日本人観光客が少ない土地の場合、ある程度話せないと不便ですが、Google翻訳のようなスマホのアプリで、かなりコミュニケーションは可能なので、使いこなせるようにしておくと良さそうですね。
でもひとり旅の予定が決まったら、頑張ってその土地の言葉を勉強して、簡単な会話だけでもできるようしておけば、地元の人と交流できて旅の楽しさが倍以上になるのでおススメです!
「ひとり旅は高い」かどうかは自分の選択次第
一人旅の場合、ホテルを一人で一室使うことになるので、二人以上で宿泊するよりも割高になることが多いです。
でもトータルの費用を抑える方法はなんぼでもあります。
ホテルのグレードを少し落とすだけで、数千円は安くなります。
また航空券を安い時期に、安い時間帯のものを買えば、数千円~数万円安くなります。
なのでひとり旅の宿泊代が割高になるというだけで、あきらめないでください!
「ひとり旅は寂しい」かどうかは旅のスタイルで変わる
ひとり旅はリフレッシュのため、またはひとりの時間が欲しいためにする人が多いのですが、ひとり旅経験のない人からすれば「寂しいんじゃないか?」という不安はあると思います。
よく言われるのは、旅行中の予定が詰まっていれば寂しいと感じる余裕もないという話ですが、それでもひとりでいること自体が苦手な人の場合はつらいかもしれません。
解決策の一つとしては、誰かに会いに行く途中に旅をするというのがあります。
旅の目的地には会いたい人(家族でも友人でもミュージシャンでもOK)がいて、それが旅のメインではあるが、往復の途中で観光もするというわけです。
あるいは特に会いに行く人もいないのであれば、自分と同じような状況の人が参加していそうなフルパッケージツアー(添乗員さんがいるツアー)に参加してみることです。
つまり一人で参加するけれども、独りではないということです。
自分がひとりぼっちだという感覚はだいぶなくなるのではないでしょうか。
「ひとり旅は不安」は旅行会社のツアーでほぼ解消できる
それでもひとり旅にはいろいろ不安があるかもしれません。
そうしたらあとは不安をなるべく減らすために、旅行のプロにお手伝いしてもらう方法しかありません、
個人で全部予約手配するんじゃなくて、旅行会社のパッケージツアーを利用すれば、それだけ安心感があります。
もっと安心感が強いのは、さっき説明した添乗員同行ツアーです。
ぜひ自分に一番ぴったりの旅行スタイルを見つけてもらいたいと思います!
まとめ:これからひとり旅はもっと当たり前になる
まだまだおひとり様だと泊まりにくいホテルもあります。
一人だと入りにくい飲食店もあります。
「寂しい旅をしているんじゃないか」という偏見もあるかもしれません。
でも2040年までには日本の人口の約半分が独身者になるという予測もあって、何でもひとりでやるソロ活が普通のことになってきています。
だから一人旅ももっと当たり前のことになるはずです。
各旅行会社もひとり旅のための情報を発信するようになって、だいぶ気軽にひとり旅ができるようになりました。
なので、ぜひあなたもひとり旅を楽しんでみてください!